ABOUT
トンコハウスは、ピクサーでアートディレクターを務めていた堤大介とロバート・コンドウが、2014年に短編映画『ダム・キーパー』を共同監督したことをきっかけに、2014年7月にカリフォルニア州バークレーに共同設立したアニメーションスタジオ。
『ダム・キーパー』は2015年に第87回アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされたほか、世界各地で25の賞を受賞、75の映画祭で上映された。
2016年制作の短編映画『ムーム』は世界8ヵ国の映画祭で数々の賞を受賞。2017年、日本のHuluで配信されたエリック・オー監督の『ピッグ – 丘の上のダム・キーパー』は、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭2018にて、TV部門でグランプリに値するクリスタル賞を受賞し、配信後にNHKでも放送された人気作品。2020年からNetflixで配信中のエミー賞受賞作品『Go! Go! コリー・カーソン』ではアートディレクションを担当したほか、2023年には“アニメーション界のアカデミー賞”と称される映画賞・アニー賞でNetflixシリーズ『ONI ~ 神々山のおなり』が、2部門受賞。エミー賞でも3部門で受賞。2019年からは石川県金沢市にもスタジオを構え、日米の2拠点をベースに活動。作品制作以外にも展覧会やイベント、ワークショップの開催など多角的に展開している。
堤大介
トンコハウス創設者、トンコハウスジャパン共同代表。
東京都出身。スクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒業。ルーカス・ラーニング、ブルー・スカイ・スタジオなどで 『アイスエイジ』や『ロボッツ』などのコンセプトアートを担当。2007年ピクサーに招聘されアートディレクターとして 『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がける。2014年7月ピクサーを去りトンコハウスを設立。初監督作品『ダム・キーパー』は2015年米アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネート。2021年には日本人として初めて米アニー賞のジューン・フォレイ賞を受賞。一冊のスケッチブックに71人の著名なアーティストが一枚ずつ絵を描き、手渡しで世界中を巡るというプロジェクト『スケッチトラベル』の発案者でもある。
ロバート・コンドウ
トンコハウス創設者、トンコハウス代表。
南カリフォルニア出身。ロサンジェルス近郊のアートセンター・カレッジ・オブ・デザインを卒業。2002年、憧れていたピクサーでスケッチ・アーティストとして『レミーのおいしいレストラン』の制作に携わる。その後、背景美術監督として『レミーのおいしいレストラン』『トイ・ストーリー3』『モンスターズ・ユニバーシティ』を手がける。2014年7月ピクサーを去りトンコハウスを設立。初監督作品『ダム・キーパー』は2015年米アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネート。
宮田人司
トンコハウス取締役、トンコハウスジャパン共同代表。
学生時代よりミュージシャンとして活動し、1989年に起業。1993年よりインターネット事業およびデザインなどを開始。日本初の3Dネットゲームを開発したほか、世界初の着メロ事業を手掛けた。2010年より金沢へ移住し、クリエイティブ産業を中心に創作活動と起業家支援を行っている。