TONKO HOUSE FILMS
短編映画『ダム・キーパー』
2015年に第87回アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネートされたほか、世界各地で25の賞を受賞、75の映画祭で上映された。堤大介とロバート・コンドウの初監督作品であり、トンコハウス設立のきっかけとなった作品。
大気汚染に覆われた世界。内気な少年・ピッグはイジメにあいながらも、風車をうごかし大気汚染から街を守っていた。ある日、キツネの転校生と出会い、少年・ピッグの人生は大きく変わっていく。
Netflixシリーズ『ONI ∼ 神々山のおなり』
2023年に“アニメーション界のアカデミー賞”と称される映画賞・アニー賞で2部門受賞、米テレビ界最高峰の栄誉といわれるエミー賞で3部門受賞した。堤大介にとって初の長編アニメーション監督作品。
日本の民話に登場する神さまや妖怪たちの世界で、自由奔放に生きるおてんば娘、おなり。伝説の英雄に憧れ、新たな英雄となるため稽古に励むが、父親のなりどんはヘンテコな神様で何も教えてくれない。古来から山の神々が恐れる「ONI」の脅威が迫り来る中、おなりはまだ知らない自身の真実と向き合わなければならない。
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短編映画『ムーム』
世界8ヵ国の映画祭で数々の賞を受賞。堤大介、ロバート・コンドウが脚本、監督を務め、川村元気、益子悠紀の絵本『ムーム』(白泉社刊)を、短編アニメーション映画化した。
捨てられたモノに宿っている「思い出」が存在する不思議な世界。「思い出」は、準備ができるとモノから解き放たれる。主人公のムームは解き放たれずにいる「思い出」のキャラクター。ある日、ムームは同じようにモノから解き放たれない「思い出」の女の子に出会う。その新しい友達に、この不思議な世界について手ほどきしていくうちに、ムームは次第に自分を助けられるのはその女の子かもしれないと気づく。
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『ピッグ - 丘の上のダム・キーパー』
トンコハウスの代表作・短編映画『ダム・キーパー』のスピンオフとして作られた、ミニシリーズ。監督・脚本を務めたのは、奇才エリック・オー。アヌシー国際アニメーション映画祭2018にて、TV部門でグランプリに値するクリスタル賞を受賞し、配信後にNHKでも放送された人気作品。
大気汚染に覆われた世界を守る、父と二人暮らしのピッグ。突然、父が旅にでてしまった…。一人ぼっちとなったピッグの日常をコミカルに、そしてときに切なく描く。日々の中で友情や発見、学びを通し、父を探したいという思いと、街を守るという責任との間で、迷い、悩みながらも育っていく。
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『Acorns』
堤大介とロバート・コンドウの二人が始めた、トンコハウスの旅を表現するプロジェクト。トンコハウスのスタジオがある街、バークレーを舞台にどんぐりたちと一緒に冒険していく作品。「トンコハウスと共に好奇心あふれる旅をしてきましょう」といったメッセージも込められています。
小さなどんぐり、ケラ、パーバ、ホンドの3人は大きな木になるための旅に出る。迫り来る車や、側溝の深い穴。さまざまな困難を乗り越えて、芽吹くのに相応しい、良い土のある公園を見つける3人。しかし誰もが旅の途中で、人生を変えるような経験をするように、小さなどんぐりたちは思わぬ出来事に遭遇することになる。
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コマ撮り短編映画『Bottle George』
堤大介による監督、脚本はじめ、トンコハウスアーティストがストーリー制作、キャラクターや世界観などのアート制作等を務めたコマ撮り短編映画。『えんとつ町のプペル』などの作品で知られるキングコング・西野亮廣氏と、NHKキャラクター
『どーもくん』やNetflix『リラックマ』シリーズなど、ストップモーションアニメーションを数多く手がけている、ドワーフの松本紀子氏と共につくり上げた依存症をテーマにした作品。
瓶のなかに閉じ込められたジョージと幼い人間の少女・チャコの関係を描いたコマ撮り短編映画。チャコはアルコール依存症の父親に怯えながらも、ネコと共に貧しくも強く生きている。人の中に潜む光と闇を描く、ちょっと不思議な小さな物語。